ダンスは練習の場所選びで上達が決まります。今回はダンスのレッスン場選びではなく、個人や数人で集まって練習する際の練習場所選びについてお伝えします。自主レッスン場選びのポイントをいくつかあげていきます。
動けるスペースが広い場所を選ぶ
ダンスを練習する際、家に防音かつ多目的ルームのような場所がない限り、外でダンスに適した場所を探します。都内では場所代が高く、満足に踊れる場所を得るためには高い値段がかかってしまい、いつも小さなスタジオで練習している方も多いと思います。
ですがそれでは「踊りを上達させる」という目的には大変それてしまっているのです!狭いスペースでやれる自主レッスンは家のスペースをなんとかやりくりして、夜の窓に映る自分を見て窓を鏡がわりにしながら、出来るだけドスドス床を踏んでしまわないように気をつけたりすれば小さな細かな動きは攻略できます。私がそうでした笑。
レッスン場は少しお金を奮発してでも広いスタジオを借りましょう。何故なら、ダンスは自分の体を動かすことで周りの空気を動かし、空間を作って届けるものだからです。出来るだけ広い空間で動いて練習することがダンス、表現する自分の空間づくり、キャパシティを広げる練習につながります。
曲や振り付けに乗せる感情を大切にする練習や形をひたすら練習し続けるだけの方の多くが、小さなスペースでの練習がほとんどで、なんとなく見てくれはいいな、なんか佇まいやポージングは上手だけど、いざ踊ると惹き込まれにくい。などという課題にぶつかってしまいます。
もちろん、このような練習もとても大切ですが、大きな空間で自己表現を磨く機会がなければ、見ている人を惹き込み続ける、大きなキャパシティを持つダンサーにはなりにくいです。よって、多少お金はかかりますが、少人数、もしくは1人で広い空間を己だけで支配できるようになるための練習は必要でしょう。
鏡を駆使しよう
これはプロを目指す方に特に言えることですが、ダンスはたとえ自己陶酔であっても、提供する価値があるものでなければプロではないという事をまずお伝えしたいと思います。
鏡(もしなければ動画を撮る)で自分を客観的に見て、へんなところを改善するという過程が必要不可欠です。ダンスが趣味や気晴らしでしたら、自分の好きに楽しく踊ることが目的ですから、それほどこの過程を私個人的には重要視しません。
ですがプロを目指す場合はお客様や雇用する会社があなたを見て、ダンスを評価し、そこにお金が発生します。ですので、自分が良ければ良いではなく、第三者からの評価が自分のプロダンス人生を左右するのです。
大変シビアですが、自主レッスンでしっかり鏡なり動画なりで客観的に己と向き合う力をつける事が出来れば、プロでやっていける可能性も上がりますし、自分の納得できる活躍をプロでいる間手にする事ができるでしょう。
以上、自主レッスンの場所選びについての大切なポイントでした。上達は1日にしてならずです。コツコツ努力して目標が達成できるよう、自主レッスンも大切にしましょう!