ダンスは身体全部を一緒に動かすことが多く、始めたばかりの方は振り付けを覚えるだけで一苦労で、自身のダンスの上達になかなか結びつかなかったり、気分転換のはずがストレスがたまってしまうといった悪循環になりかねません。そこで今回は振り付けの効率的な覚え方を何パターンかお伝えします!
振りは、まず足のステップから覚える
身体全部の動きを一気に覚えようとせず、先生の足元を見ましょう。右足左足といった、ステップの順番を覚えるのです。この際、まだ慣れない方は途中でターンがあったとしても、ターンするという事柄は一度置いておいて、足の踏む動きを徹底して把握しましょう。慣れてきた方はターン等を含め足元の振りを把握しましょう。
足元の振りが身体に入ったら、次は上半身です。腰のコントラクション等の動きがあればその動きを覚えましょう。決して足元と腰などのコントラクションの動きを一緒に覚えようとしないように!←頭がこんがらがります。
足元から一つ一つ、順番に振りを把握していきましょう。周りがどんどん早く覚えてしまって、おいてきぼりになってしまったら、自分でまず足元だけなら足元だけでも正確に把握し、休憩のときなどに先生に聞きにいきましょう。先生も一部でも正確に覚えている生徒の方が、全体的に覚えてない生徒より、より効率よく的確に振りを教えてくれるはずです。
とことんレッスンを数多く受ける
これは振り覚えが苦手な時期には大変苦しい対処法ですが、実際これが一番覚えるのが早いです。ダンスではバレエもジャスもヒップホップもだいたい足のステップや体の重心移動のパターンが決まっています。
数多く受けるうちに、あ、この振り付けはこのパターンね、と自分で予測を立てながら体を動かせるのです。どんな振り付けもだいたい体がしっかり流れるように、重心移動が行われています。たまに不変的なリズムに合わせたり動きの変化を出すために変わった動きを入れたりも当然ありますが、ある程度パターンを把握した方ならそこを重点的に自分で苦手だと把握して覚え込むことが出来るので効率が良いです。
以上、振り付けを早く覚える方法でした。体を使うことはなんでもだと思いますが、実践あるのみです!最初からなんでも出来る人はいません!みんな一年生から始まるのです。焦らずいきましょう!
ダンスは楽しむものであって、強制されるものでも、自己否定の原因になってもほしくありません。1人1人がそれぞれのペースでダンスを楽めたらいいですね(^_^)