ダンスを習い始めてまだ期間が浅い方や、独学でやり始めようと考えてらっしゃる方に向けて、基礎トレーニングのメニューとその詳しいポイントをお伝えします。ご家庭で場所も選ばずに出来るような簡単なやり方なものばかりをご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください!
ダンスの前に呼吸を整えよう
ダンスは自分の意思で体をコントロールする事が大切です。そのために、今から体を動かすよ〜と、自分で自分の体にゆっくりと呼吸で負荷をかけていきます。
メニューは
- 8秒かけてゆっくり吸って2秒その状態をキープし、8秒かけてゆっくり吐く×4セット
- 4秒かけて吸って2秒その状態をキープし、8秒かけてゆっくり吐く×4セット
以上です。秒数は慣れてきたら自分でもっと短くしたり長くしてみたりしてもよいでしょう。
大事なのは、
呼吸を自分でコントロールすること!
腹式呼吸をすること!
呼吸以外の体の余分な力を入れないこと!(リラックスして行うこと)
です。
体制はリラックスできる体制ならなんでもよいです。仰向けの体制がより腹式呼吸を意識しつつ、リラックスしながらできるのでおススメです。
ストレッチをして柔軟性を高めよう
ダンスの基礎として、ストレッチは必要不可欠です。体の柔らかさは動く際、体の可動域にダイレクトにつながりますのでゆっくり少しずつでも柔軟性を高められるようにしましょう。
先程お伝えした呼吸法を意識しながら、吐くときにゆっくりと体をストレッチして伸ばしましょう。息を止めて体に負荷をかけてしまうと、筋肉を痛めてしまう可能性があるので注意しましょう。
また、必ず痛気持ちいい程度に行いましょう。過度なストレッチの負荷は怪我につながりかねません。焦らずいきましょう。
自分が踊りたいジャンルのダンスの曲を聴きまくる。そのダンスの分野でのプロの方たちの動画を見まくる。
ダンスは感覚的なものです。ですが感覚は鍛えなければ養われない方がほとんどですので、そちらを鍛えるトレーニングになります。曲を聞きまくるという理由は、リズム感を養うため、曲の中のニュアンスをつかみやすくなるため、使っている楽器に耳を傾けられるようになるためです。
プロの動画を見まくる理由は、ご自身の踊りたいジャンルの一流に触れる事で、言うなれば「そのジャンルの正解」が分かるようになります。
今までブログに書いてきた事と矛盾している事を言っているように誤解されてしまうかもしれませんが、今回の場合、矛盾ではありません。ダンスに正解はありませんが、プロの方はある一定のレベル以上のパフォーマンスを常にしていて、レベルのムラがなく、「初心者の方にはとてもいいお手本になるから」という意味で正解とお伝えします。
そして一流の方の動きをとにかく見るトレーニングは「ダンスの感覚」を自分の中に視覚的にダイレクトに取り入れられるため、非常に効果があります。今はSNSやYoutubeでどのジャンルでも世界中のプロの動きが拝見できますので検索してみましょう。
体幹トレーニングをしよう
ダンスは体の軸を意識すると自己コントロールがスムーズに行えるようになります。体の軸を鍛えるために体幹トレーニングは必須です。呼吸をしっかり流しながら行いましょう。体幹トレーニングの種類も沢山ありますので、ご自身の体に合わせて選んで行いましょう。
以上、ダンス初心者の方のための基礎トレーニングでした!ぜひご自身の空いている時間に取り入れてみてはいかがでしょうか?